汚い部屋はどこから片付ける?レベル診断と自力でやる手順、業者依頼の費用相場までわかりやすく解説!
「部屋が汚すぎて、どこから手をつけていいか分からない…」
「毎日片付けようと思うのに、体が動かない」
「もし今、誰かが家に来たら…」
そんな風に、散らかった部屋を前に立ち尽くし、自分を責めていませんか?
大丈夫です。その悩み、かつての私も同じでした。汚い部屋の片付けは、体力や根性の問題ではなく、正しい手順と戦略を知っているかどうかの問題です。
この記事では、元・汚部屋住人である筆者が、あなたの部屋の「レベル」に合わせた最適な片付けのスタート地点を徹底解説します。自力で片付けるための具体的な7つの手順、挫折しないスケジュール管理術から、専門業者に「賢く」依頼するための費用相場、近所にバレない工夫、悪質業者を回避する見極め方までわかります。
この記事のポイントは?
汚い部屋の片付けはどこから?

片付けを決意したら、まずやるべきは敵を知ること、つまり自分の部屋の現状を客観的に把握することです。焦って手当たり次第に始めると、「思ったより大変だった…」と挫折の原因になりかねません。
レベルが把握できたら、いよいよ「どこから片付けるか」問題です。インターネットで検索すると、「玄関から」「リビングから」「小さな場所から」と情報がバラバラで、混乱しませんか?
実は、どれも間違いではありません。あなたの目的によって、スタート地点は変わるのです。
あなたの汚い部屋はどのレベル?
レベルによって、選ぶべきスタート地点や片付けにかかる時間は大きく変わります。まずは以下の診断で、ご自身の部屋がどのレベルに当てはまるかチェックしてみてください。
| レベル | 状態 | 推奨アクション |
|---|---|---|
| レベル1(軽度) |
|
自力での片付けが可能 週末1〜2日あれば十分 |
| レベル2(中度) |
|
自力での片付けは可能 ただし、計画と覚悟が必要。数日かかる |
| レベル3(重度) |
|
自力での片付けは困難 精神的・肉体的負担大 専門業者の検討を強く推奨 |
【物流重視】玄関から通路を確保する
これは、最も合理的で、ゴミの量が多い人(レベル2以上)に必須のアプローチです。なぜなら、片付けとは「ゴミを家の外に出す作業」だからです。
玄関や、玄関からベランダ(ゴミの一時置き場)までの通路が塞がっていると、ゴミ袋を運ぶたびにストレスがかかり、作業効率が著しく落ちます。
まずは玄関のたたきを片付け、次に廊下の床を片付けます。
「ゴミの搬出ルート」という物流(ロジスティクス)を確保する。これが片付けの鉄則です。部屋の見た目はすぐには変わりませんが、後々の作業が圧倒的に楽になります。
【効果重視】最も広い場所から手をつける
「玄関や通路は後回し!とにかくこの汚いリビングを何とかしたい!」という方には、このアプローチが向いています。
家の中で最も広く、最も物が多い場所を先に片付けると視覚的な変化が大きいです。そのため、「こんなに片付いた!」という達成感が得やすく、モチベーションが上がります。
ただし、いきなりラスボスに挑むようなものなので、時間がかかり、物量の多さに圧倒されて挫折するリスクもあります。「今日はこのエリアだけ」と決めて、短期決戦で挑むのがコツです。
【達成感重視】小さなスペースから完璧にする
「部屋全体を見ると、やる気が失せる…」という方(かつての私です)には、この方法がおすすめです。洗面台の上、机の上、あるいは「引き出し1段だけ」でも構いません。
まずは、その小さなスペースを完璧に片付けてみてください。短時間(30分〜1時間)で「やり遂げた」という成功体験が、次のエリアへ進むための大切なエネルギーになります。
大きな片付けは小さな達成感の積み重ねでしかありません。
汚部屋の片付けは何日で終わる?

「片付けたいけど、平日は疲れて無理。週末に少しずつ…」そう考える方は非常に多いです。ですが、片付けのプロの視点からすると、それはお勧めできません。
1日で片付けはレベル1(軽度)なら可能
指摘されている通り、レベル1(床に物が散乱)程度であれば、1日(週末1日)で片付けることは十分可能です。ただし、レベル2~3(ゴミ屋敷レベル)の場合は、1日で終わらせようとすると100%挫折します。
1日で終わらせるコツは「期限を決める」ことです。例えば「日曜の夜に親兄弟を呼ぶ」と宣言してしまえば、やらざるを得ません。
3日間集中片付けスケジュール例
レベル2(床が埋まっている)の方に、最も現実的で推奨したいのが3日間集中スケジュールです。
| タイムテーブル | 片付け対象 | 重要な気構え |
|---|---|---|
| 1日目(金曜夜など) | クローゼットや収納の中の物 | 「要る・要らない」の判断に集中 |
| 2日目(土曜) | 水回り(キッチン、風呂、トイレ) | 洗剤などを使う大変な場所を先に |
| 3日目(日曜) | リビングと玄関 | 最も広い場所を片付け、ゴミ出しの準備まで完了させる |
このスケジュールなら、月曜朝にはきれいな部屋でコーヒーが飲めるかもしれません。
なぜ毎日少しずつの片付けは挫折しやすい?
では、なぜ「毎日少しずつ」がダメなのでしょうか。「片付けるスピードより、散らかるスピードの方が早い」からです。
1日30分片付けても、その後の1日で30分以上散らかしてしまえば、永遠に片付きません。私も昔、「今日はペットボトルだけ」と決めましたが、翌日には新しいペットボトルが増えていて心が折れました。
また、片付けという「非日常」のタスクがダラダラ続くことで、脳が「片付け=終わらない面倒なこと」と認識し、ストレスが溜まります。
あなたの「時間」という最も貴重なコストを無駄にしないためにも、片付けは短期集中で終わらせましょう。
自力で汚部屋を片付けるための必須道具と7つの手順

戦略が決まったら、次は道具を揃え、具体的な手順(マニュアル)を確認します。「途中で買い出し」は集中力を切らす最大の敵です。
片付けを始めると決めたら、まずは道具を完璧に揃えることからスタートです。
片付けのプロが推奨する7つ道具
このリストをスクリーンショットして、買い出しに行きましょう。ゴミ袋は「足りないかも」と思う量の倍、用意するのがプロのコツです。
| 必須アイテム | 用途・ポイント |
|---|---|
| ゴミ袋(大量に) | 45L(可燃・不燃)、70Lまたは90L(大きなゴミ用) 自治体の指定袋も忘れずに。 |
| マスク | レベル2以上は防塵マスク推奨 |
| 軍手・ゴム手袋 | 割れ物や危険物から守る軍手 洗剤を使う水回り用のゴム手袋 |
| スリッパ | 底が厚いものがベター |
| 殺虫剤・防虫剤 | レベル2以上では必須 |
| ビニール紐・ガムテープ | 雑誌や段ボールをまとめる用 ゴミ袋が破れた時の補修にも |
| 掃除道具 | 雑巾(大量)、掃除機、ハンディモップ、各種洗剤 |
逆に、この段階では収納系のグッズを新しく購入しないでください。「収納グッズを先に買わない」は鉄則であり、金言です。
手順:動線確保→収納
道具が揃ったら、いよいよ実行です。以下の手順で進めましょう。
- 動線確保
まずは玄関と通路の床を片付けます。 - 「明らかなゴミ」を捨てる
ペットボトル、弁当容器、チラシなど、どう見てもゴミな物から捨てていきます。判断が不要なので、エンジンがかかります。 - 床にあるものを仕分ける
床の物を「要る」「要らない」「保留」の3つに分けます。
「1分悩んだら保留」と決め、「保留ボックス」にどんどん入れましょう。判断疲れが一番の敵です。 - 分別・ゴミまとめ
「保留」にした物を見直し、要不要を最終判断。
ゴミの日を確認し、出せるゴミはすぐにまとめておきます。 - 必要なものを収納する
ここで金言、「収納グッズを先に買わない」が効いてきます。
本当に必要なものの量を見てから、それに合う収納を考えましょう。 - 掃除する
床が見えたら、掃除機をかけ、雑巾で拭きます。
何年も見えなかった床が見えた瞬間は、本当に感動しますよ。
リバウンド防止の鍵は「全ての物に戻る場所を作る」ことです。これからは「使ったら戻す」を徹底しましょう。
自力での片付けが無理と感じたら専門業者という選択肢

ここまで自力での片付け方法(DIY)を解説してきましたが、無理と感じたなら、それはあなたが「ダメ」なのではなく、単に「選ぶべき手段が違う」だけです。壁を越えるための「賢明な選択肢」として、専門業者の利用を検討してみましょう。
自力と専門業者のメリット・デメリット徹底比較
両者を比較してみましょう。どちらが今のあなたにとって「コスパ」が良いか、考えてみてください。
自力片付け vs 専門業者徹底比較一覧
| 比較軸 | 自力で片付ける(DIY) | 専門業者に依頼 |
|---|---|---|
| 費用 | ◎ | △ |
| 時間 | × | ◎ |
| 負担 | × | ◎ |
| 仕上がり | △ | ◎ |
| リスク | 途中で挫折するリスク | 業者選びに失敗するリスク |
業者を呼ぶのは恥ずかしい?近所にバレないための3つの工夫
とはいえ、業者を呼ぶ上で最大のハードルは「近所の目」ですよね。同僚や大家さんに知られたら…と考えると、ためらってしまいます。
ご安心ください。優良な業者は、その「恥ずかしい」という気持ちを痛いほど理解しています。プライバシーを守る工夫に対応してくれる業者がほとんどです。
- 早朝・深夜の作業
- 段ボール梱包(引越し偽装):段ボールにつめて「引越し作業」のように見せかけます。
- 少人数での作業
- 社名無表記トラック
見積もり時に「近所に知られたくない」と正直に相談してみましょう。その対応で、業者の質も見えてきます。
失敗しない!信頼できるゴミ屋敷清掃業者の見極め方

さて、相場観がわかったら、いよいよ「どの業者に頼むか」です。優良業者を見極める「絶対的な基準」をお教えします。
最大のポイント!一般廃棄物収集運搬業の許可があるか
これが一番、本当に一番重要です。
あなたの家から出るゴミ(生活ゴミ)は「一般廃棄物」と呼ばれます。これを「運搬・処分」する商売をするには、自治体が発行する一般廃棄物収集運搬業許可が必須です。
悪質な業者は、この許可を持たず、似たような「産業廃棄物収集運搬業許可」(これは企業ゴミ用)や「古物商許可」(これは買取用)だけを提示して、あたかも正規の業者のように装います。
この許可がない業者は、違法であるか、許可を持つ下請けに丸投げしています。
必ず「一般廃棄物収集運搬業許可、持っていますか?」と確認し、HPや見積書に許可番号が記載されているかチェックしてください。
悪質業者がよくやる無料回収手口の裏側
特に「無料回収」を謳う業者には要注意です。
- 「無料だと思って頼んだら、作業後に『これは有料』と高額請求された」
- 「『トラック積み放題』のはずが、次々と『追加料金』を請求された」
- 「見積もりを断ったら、脅迫まがいのことを言われた」
「タダより高いものはない」とは、まさにこのことです。
優良業者の見分け方5ポイント
では、どうすれば優良業者に出会えるのか。以下の5つのポイントで、必ずチェックしてください。
- 許可証の明示:「一般廃棄物収集運搬業許可」をHP等で明示
- 会社情報が明確:HPに会社の住所、代表者名、固定電話番号がきちんと記載されている
- 実績が豊富:ゴミ屋敷清掃の実績(ビフォーアフター写真など)が豊富
- 見積書が詳細:見積書の項目が「一式」ではなく、「人件費」「廃棄物処理費」など詳細に記載され、追加料金が発生する条件も明記
- 相見積もりを推奨:「今すぐ契約すれば安くする」と急かさず、他社と比較(相見積もり)することを推奨してくれる
汚部屋の片付け、業者依頼の費用相場はいくら?
汚部屋の片付けのおおよその相場は以下の通りです。ただし、これはゴミの量や作業人数で大きく変動します。あくまで目安としてください。
| 間取り | 費用相場(目安) |
|---|---|
| 1R/K | 30,000円〜100,000円 |
| 1DK | 50,000円〜150,000円 |
| 1LDK | 80,000円〜200,000円 |
| 2LDK | 140,000円〜300,000円 |
まとめ
汚い部屋を「どこから」片付けるか、その答えは見つかったでしょうか。
この記事では、あなたの部屋のレベルに合わせたアプローチ(物流、効果、達成感)と、自力で片付けるための具体的な7つの手順、そして「少しずつ」の落とし穴について解説しました。
もし自力での片付けが難しいと感じても、落ち込む必要はありません。専門業者は、あなたのリセットを助けてくれる賢明な選択肢です。
大切なのは、業者に丸投げするのではなく、主体的に業者を選ぶこと。そのために必要な「費用相場」「プライバシー対策」「許可証の確認」といった知識は、すべてこの記事につめ込みました。
「どこから」と悩んでいた一歩を、今日、踏み出してみませんか。それが玄関のゴミを一つ拾うことでも、業者に無料見積もりを依頼する電話でも、どちらも立派な「最初の一歩」です。
あなたの地域の信頼できる業者は、本サイトで検索できます。許可証の有無や口コミを確認し、まずは「相見積もり」の相談から始めてみませんか?
よくある質問
汚部屋の片付け、自力と業者どちらが「コスパ」良いですか?
「金銭的コスト」だけを見れば自力が圧倒的に安いです 9。しかし、「時間的コスト(片付けにかかる膨大な時間)」と「精神的コスト(挫折のストレスや自己嫌悪)」まで含めた「総合的なコストパフォーマンス」で言えば、専門業者に依頼する方が格段に高いと言えます。特にレベル2以上(床が見えない)の場合や、忙しくて時間が取れない方は、プロに任せて「時間と心の平穏を買う」方が賢明な投資となるケースが多いです。
業者に頼みたいのですが、近所や大家さんにバレるのが怖いですがどうすればいいですか?
そのお気持ち、よくわかります。優良な専門業者はプライバシー配慮を徹底しています。例えば、人目につかない「早朝・深夜」の作業、ゴミと分からないよう「段ボール」につめて引越しのように運び出す、無地のトラックを使うなど、様々な対策を講じてくれます。見積もり時に「近所に知られたくない」と正直に相談し、どのような対策を取ってくれるか確認しましょう。
業者選びで一番気をつけるべき「許可証」って何ですか?
家庭のゴミ(一般廃棄物)を回収・処分するには、自治体の「一般廃棄物収集運搬業許可」が必須です。悪質な業者は、この許可を持たずに「産業廃棄物」や「古物商」の許可だけで営業していることがあります。許可がないと、不法投棄などのトラブルに巻きこまれる危険も。必ずHPや見積書で「一般廃棄物収集運搬業許可」の記載があるかを確認してください。
